森の外で暮らすってどういうこと?

皆さんこんにちは、マロです
僕は現在30代ですが
・年収200万円以下
・彼女なし
・出世欲なし
とまあ社会の中心とはかなり縁遠いところにいます
そんな自分について
「このままじゃいけない」
「もっと上を目指さなければ」
と考えたりもします
ですが、本当に今のままじゃダメなのか?
今回はそんなことについて考えてみたいと思います
きっかけはこの動画
精神科医の方が『森の外で暮らす』という選択肢について解説してくれていました
森の外で暮らすって面白い表現ですよね
簡単にいうと競争から降りて、社会の中心から離れたところで生きることだと思います
僕らは今の世の中で競争に勝つことを求められています
それは小学生の頃から始まっています
・テストの点数で勝つ
・受験戦争に勝つ
・運動会で勝つ
そして社会に出ると
・出来るだけ収入を増やす
・出来るだけスペックの高い相手と付き合う
・出来るだけ出世する
こんな感じで僕らの人生ってずっと勝つことを求められ続けている
そして勝負に勝つ事ができて、森の中心に行けば行くほど
美味しい木の実(お金や権力など)が手に入る
だからみんな森の中(社会の中)でなんとかのし上がろうとして必死なわけです
でも世の中そういう勝負に勝ち続けられる人ばかりじゃないですよね
勝つ人がいれば必ず負ける人がいる
競争社会に適応できない人達はたくさんいる

過度な競争社会に適応できなくて弾き出されてしまう人って結構たくさんいると思う
僕はHSPの傾向がある
HSPっていうのは、色んな刺激に対して敏感で他人の顔色や言動が
すごく気になってしまう人のこと
そういう他人の評価を気にし過ぎてしまう人にとって
勝利を求められる競争はすごく辛いものです
他にも適応障害やうつ病などのメンタル疾患を持っている人も
傷つきやすいため、競争には向いていませんし
あとは生まれつき知的障害や身体障害などを抱えている方もそうですよね
それから別に病気なわけではないけど、なんとなく集団に馴染めないタイプの人
僕自身もけっこう変わってる性格なので、いじめられたりする事がありました
そういういじめられた経験って、自分の中に地層みたいに積み重なっていって
「ああ、こんな思いをするならもう社会の中に入りたくないや。」
って気持ちになってしまうんです
そういう人は無理に社会に出なくちゃいけないと思っても
・うつ病や適応障害が悪化する
・ストレスで問題行動を起こす
・能力が足りず周囲の人に迷惑をかけてしまう
こんな感じで本人にとっても周りの人にとっても利益がない状態になる可能性もある
ではそういう森の中で生きられない人はどうやって生きれば良いのでしょうか?
森の外で楽しく生きるには?
新しい生き方がたくさん生まれている時代でもある

動画の中では、従来の生き方に縛られないことが大事とされています
これまでの時代は衣食住が不十分な時代でした
食べるものが常に十分にあるようになったのは、戦後から考えたらまだ数十年しか経っていません
それまでは明日食べるものにも苦労するような時代が長く続いていたわけです
そう考えると今の時代はすごく生きやすい時代なはず
・生活保護を申請すれば最低限の生活費が保障される
・電気、ガス、水道が整備されている
・ネットにつなげば、無料の面白いコンテンツがたくさんある
今の時代は森の中心(社会の中心)に行かなくても
社会の隅っこでも楽しく生きる方法は意外とたくさんある
YoutubeでもNetflixでもすごく安い料金で無限に近い動画が見られるし
スマホのソシャゲなんかも無料で遊べるものが山ほどある
そう考えると無理して社会の中心に木の実を取りに行かなくても良い気がする
無理して自分の心身が壊れてしまうくらいなら
森の外でひっそりと楽しく生きていける工夫をする方が建設的かもしれないね
森の外での暮らしに参考になりそうな人たち
ここからは森の外での暮らしを考える上で、参考になりそうな人たちを紹介していきたいと思います
年収90万円で隠居生活
まずは年収90万円で東京での隠居生活をされていた大原篇理さん
900万円じゃないですからね
90万円です
年間90万円ってことは、月々に直すと7万円ちょっとの生活費
その中でも、著者は家賃2万円台の家に住んで、週2日だけ働きながら
楽しく生活をしていた事が書かれています
本の中で書かれていたのは「好きなことで生きていく」ではなく
「嫌いなことで死なない」ことの方が大切ということ
これって森の外でいかに楽しく生きていくのかに通じるものがある気がする
好きなものを見つけるより、嫌いなものを避けるほうが意外と幸せに生きれるのかもしれませんね
山奥で集団ニート生活
山奥ニートという選択肢もある
著者は山奥で集団生活をしながら、家賃や食費などをみんなで
折半して月の生活費を2万円以下に抑えているらしい
月2万円の生活費は、集落の人のお手伝いをしたり
ブログからの収入などで賄っているんだとか
確かに今の時代って田舎に住んでいても、ネットさえ繋がれば
無限にあるゲームや動画などのコンテンツで時間はいくらでも潰せますからね
集団の中で生きるのが苦しい人は、思い切って山奥みたいな
人が来ない辺境の地でひっそり暮らすのも楽しいのかも
僕は虫が嫌いなので、山奥暮らしはちょっと無理ですが笑
大自然に囲まれて、のんびり暮らす生活にはなんだか憧れてしまう部分もあるなぁ
挑戦と休息の繰り返し
今回は『森の外で暮らす』というテーマについて考えてみましたがいかがでしたでしょうか?
森の外での暮らしは、競争から離れてひっそりと生活すること
集団行動や競争社会に馴染めない人には必要な選択肢なんじゃないかと思いました
でもその中でも挑戦する気持ちは忘れないでいたい
疲れたり、立ち止まりたくなったら休んでも良い
でもまた立ち上がる勇気
自分の可能性に挑戦する気持ちは忘れずに持っておきたい
人生は休息と挑戦との繰り返しなんじゃないか
そんなことを思いました
それでは今回はここまで
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