ボートレーサー受験生の減量!水抜きや断食に頼るのは危険!

目次

ボートレーサー受験生の減量!水抜きや断食に頼るのは危険!

ご存知の方も多いと思いますが

ボートレーサー試験にはたくさんの受験資格があります

  1. 1)年齢:15歳以上30歳未満 (第138期 1995年4月2日~2010年4月1日生まれ / 第139期 1995年10月2日~2010年4月1日生まれ)
  2. (2)学歴:入所日において中学校を卒業していること
  3. (3)身長:175cm以下
  4. (4)体重:男子…49kg以上57kg以下、女子…44kg以上52kg以下
  5. (5)視力:両眼とも裸眼で0.8以上(コンタクト・フェイキックIOL「有水晶体眼内レンズ」手術は不可)
  6. (6)弁色力:強度の色弱でないこと
  7. (7)聴力その他の健康状態:選手養成訓練を行うのに支障のない者
  8. (8)その他:禁錮以上の刑に処せられた者及びモーターボート競走法に違反して罰金以上の刑に処せられた者、選手養成訓練中に成績不良又は素行不良により養成を取りやめられた者、反社会的勢力との関係が疑われる等モーターボート競走の公正を害するおそれがあると認められるに足りる相当の理由のある者のいずれにも該当しない者

こんなにたくさんの条件を満たさないとそもそも受験すらできない

厳しい試験です

今回はそんな受験資格の中でも苦戦する人が多い体重について

僕が受験していた時に体重管理で気をつけていた事を紹介していきます

僕はボートレーサー試験の最終試験まで残った経験があります!

これからボートレーサー試験を受ける人には参考になる部分もあると思いますので

ぜひご覧になっていってください

ボートレーサーになるには体重管理が必須

先に述べた通り、ボートレーサーになるには体重が規定の数値を下回っている必要があります

具体的には

男子…49kg以上57kg以下

女子…44kg以上52kg以下

結構厳しいラインですよね

身長にも制限があるとはいえ、男性で175センチ近くある人は60キロ以上あるのが普通です

それを考えると減量が必要になる人は多いと思います

体重制限があるのには理由もあって

ボートレースは乗り手の体重が軽いほど有利だから

そりゃそうですよね

同じボートで競争するなら、乗せてる操縦者が軽い方がスピードが出て有利になる

だから受験生のうちから体重の制限があるんです

ちなみに体重の管理はボートレーサー養成所に入所してからも続きます

毎日の体重測定が日課なので、食事量は各自で調整しないといけない

月に数回ある外出日は、各自自由に飲食ができますが

終了後には必ず体重測定があるので、食べすぎてオーバーすると訓練に参加できなくなったりもする

学生のうちからかなり厳しいですね

ですので受験生のうちから体重管理には慣れておいた方が良いです!

体重管理のポイント

1日の摂取カロリーを計算する

これはダイエットの基本中の基本

カロリー計算は毎食するようにしましょう

自分が何をどれくらい食べて、そのカロリーはどれくらいなのか?

なれると一々成分表を見なくても

「これはこれくらいのカロリーだろうな」

と予想ができるようになります(でも一応カロリーは見てください笑)

人間の体は摂取カロリーよりも消費カロリーの方が多ければ
自然と痩せるようにできています

これは健康な人なら誰でもそう

稼いだお金より使ったお金の方が多ければ財布が痩せ細るのと同じですね

ですのでまずは自分がどれくらいのカロリーを摂取しているのか
明確にするのが大切です

なかなか痩せない人に多いのが、自分でも意識しないうちに
カロリーを摂取してしまっていること

ながら食べ、つまみ食いなどをしていると

自分でも気がつかないうちにカロリーオーバーになっていることも

ですのでまずは自分の1日の摂取カロリーを記録することから始めてみてください

栄養バランスは崩さない

減量をする時に意識したいのが栄養バランス

摂取するエネルギーが不足すると、脂肪だけでなく筋肉量も減っていきます

筋力トレーニングを併用すれば、筋肉の減少を抑えることもできますが
やはり食事から摂取する栄養バランスも大切です

・タンパク質

・炭水化物

・脂質

これら3大栄養素のバランスを意識しましょう

主に減らすべきは脂質、炭水化物

逆にタンパク質は多めに摂取するように

プロテインなどの補助食品を使用するのも効果的です

栄養不足は日々のパフォーマンスを落とすことにも繋がります

できるだけバランスの取れた食事を心がけたいですね

停滞期にはあえてチートデイを作る

ダイエットをするとどうしても起きるのが停滞期

それまで落ちていた体重がなぜか落ちなくなる

これは体が低栄養状態に適応して、これ以上体重を落とさないようにする防衛反応によっておきます

基礎代謝を落とす(消費エネルギーを減らす)ことによって食べる量が同じでも
消費エネルギーと摂取エネルギーが釣り合ってしまうんですね

そんな停滞期に有効なのが『チートデイ』

チートデイとは直訳で『ズルをする日』のこと

チートデイにはあえて普段より大量のカロリーを摂取します

一般的には1日で体重×40〜45kcalを摂取すると効果的と言われています

体重50キロの人なら2000〜2250kcalを摂取することになります

「そんなに余計に食べちゃったら太っちゃうよ」

そう思う人もいるでしょう

ですがチートデイをすることによって逆に痩せやすくなるんです

これは先ほど話した基礎代謝が関係しています

チートデイを定期的に行うことで体が

「こんなに栄養が入ってくるってことは基礎代謝を下げる必要ないな。」

と勘違いして基礎代謝を上げるので、逆に痩せやすくなるんですね

チートデイは基本的には好きなものを食べてもOKですが

あまりにも体に悪い脂っこいものや甘いものを食べ過ぎるのは避けたいですね

水抜きや断食に頼らない

短期間の減量をする人が頼りがちなのが水抜き

確かにサウナやお風呂で汗を大量にかくと、1時間で1キロ以上減らすのも簡単です

でもそれは水分が失われただけ

体は失われた水分を必ず補充しようとします

それに水分不足の状態では体力や思考力など試験に必要なパフォーマンスも大きく減少します

ですので「試験直前に水抜きをすれば良い」と安直に考えるのは危険です

日頃から体重管理をしておくことで直前で水抜きに頼らなくて済みます

同じように断食もよろしくないです

先にも述べた通り、栄養が極端に不足するとパフォーマンスに必要な筋肉も減少します

そんな状態では体力試験も多く存在するボートレーサー試験ではやっていけません

ですので、食事量も試験直前で極端に減らしたり

試験が終わったらドカ食いしたりせず

日頃からバランスの取れた食事を心がけることが大切です

もちろんたまにはストレス発散に好きなものをお腹いっぱい食べることも大切です

でもそれは普段の積み重ねがある場合ですよね

簡単に体重が減らせるからと、安易に水抜きや断食に頼るのはやめましょう

体重管理はボートレーサーであるかぎり終わりがない

ボートレーサーを目指す人にとって体重管理は切っても切り離せない課題です

試験に受かって、養成所に入所した後も

養成所を卒業して選手になった後も

ボートレーサーであるかぎりはずっと体重管理を続けていかなくてはいけません

だからこそ大切なのが、自分にあったやり方を見つけていくこと!

今回紹介した体重管理法は一般的なものですが、皆さん一人一人にあったものかは分かりません

いろいろ試していく中でどんな方法なら無理なく体重を維持していけるのか探していくことも大切です

自分にあった体重管理が見つかれば一生もののスキルになりますよ

まずは今回紹介した方法で気になるものがあればそこから試してみてください!

それではまた

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (1件)

ボートレーサーに向いてる人の特徴は?運動神経抜群じゃないと無理? へ返信する コメントをキャンセル

目次